間もなく梅雨入りですね。気をつけたい食中毒のことや食品衛生。
今日は、とても身近な “たまご” について。
人気のたまご料理は?
『玉子焼き』に『オムライス』そして・・・
『たまごかけごはん!』
炊きたてご飯に割り入れて、お醤油をかけたら美味しい〜ですものね^^
だけど、やっぱり気をつけてほしい”生たまご”
生のたまごには“サルモネラ菌”という菌がいることがあります。
このサルモネラ菌は、100万個以上にならないと発症しないとされています。
なので、たとえ購入時卵の中に菌がいても冷蔵庫でしっかり保存された賞味期限内のものであれば食中毒を起こすことはほとんどないと言われています。
もしも、たまごの中に菌があったとしても増やさないようにすること。家庭で気をつけたい事項をまとめました^^
購入と保存方法
☑ 卵はひび割れていないものを選びます。
☑ 買ってきたらすぐに冷蔵庫に入れます。
☑ 冷蔵庫の温度は10℃以下に保ちます。
調理の時の注意
☑ 冷蔵庫から出したらすぐに料理をします。
☑ 卵の殻にも菌がいる可能性があります。割った後は、手を洗いましょう。
☑ 卵を割ったまま放置しないようにします。(細菌が増えてしまう可能性があります!)
☑ ゆで卵は、沸騰水で5分間以上加熱しましょう。特にお弁当に入れる場合は、白身も黄身も固くなるまでしっかり火を通しましょう!
食べるときの注意
☑ 卵かけごはんやすき焼きなど生で食べるときは、殻が割れているものは避け、食べる直前に割ります。
☑ オムライス・親子丼など十分に加熱しない卵料理は、調理が始まってから2時間以内に食べましょう。
食中毒を防ぐ基本の『き』
食中毒を防ぐには、卵の生食にはリスクがあることを認識すること!が大切です。食中毒のもとになる菌がない場合もあります。
でも、もしあった場合を考え先にあげたことを注意することで大きく防ぐことが出来ます。
サルモネラ菌は熱に弱く、加熱によりほとんどが死んでしまいます。知識をもっていれば、必要以上に怖がることもなくなりますね。
また、小さな子どもの方がサルモネラ感染症になりやすいそうです。特に2歳未満の乳幼児、お年寄りの方、それ以外の人も免疫が弱まった日は生の卵は食べないようにしましょうね。
寒い季節より夏の方が、様々な食中毒になりやすくなります。
【追記】細菌の多くは、35℃くらいの環境が最も増えやすく 10℃以下で増殖が遅延し、-15℃以下で停止します。でも、死滅しているわけではないので温度が上がると活動を始めてしまうのデス(>_<)
・・・知識を身につけて、家族の健康を守りたいですね(*^_^*)
「横浜市家庭衛生研究所/家庭における卵の衛生的な取扱いについて」より抜粋
↑ 詳しくはご覧ください。