災害時の冷蔵庫の使い方と備え。停電したら、食材はどのくらいもつの?

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冷蔵庫収納家の福田かずみです。
 
 
今日は、災害時の冷蔵庫についてです。停電をしてしまった時、冷蔵庫の食材はどのくらい大丈夫なのでしょうか?
 
 
5年前の東日本大震災の時に綴ったあるライターさんの記事から紹介します。

 
 
『停電して7時間、アイスクリームが溶けていなかった!!』
 
 
冷凍庫に入れていた、棒状のアイスが無事だったそうです。そして、粒氷も溶けることがなかった。これは、わたしも驚きました。
 
 
冷蔵庫はというと・・・寝る前に一度開けたけれど、夜中に電気は復旧。翌日、気になっていたひき肉は色も変わった様子もなくハンバーグを作って美味しく食べられたそうです。
 
 
最近の冷蔵庫は高断熱・高気密だということも綴っていました。
 
 
(2011年03月18日配信 NIKKEI TRENDY NETより)
 
 
でも、これはまだ室温も低い3月のこと・・・季節によっては、この限りではないと思うのですが目安になる情報だと思いました。
 
 
では、そんな停電時に備えるために日頃から心掛けたいことは?
 
 
冷凍室は10割収納。普段から隙間なく収納しておきましょう!それは、凍った食材同志が冷やしあうので保冷力が高まるからです。
 
 
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でも、そんなにたくさん何を入れようか・・・?と、思ってしまいますね。
 
食材ばかりではなく・・・保冷剤や、飲みものを入れておくと良いでしょう。ペットボトルの他に、タッパーなどに水を入れて凍らせておくのもいいと思います。
 
でも、常にギュウギュウに収納された冷蔵庫。凍らせたい食材が増えた時、入らないですよね。そんな時は、カスタマイズした収納を一時的に取り出し入れ替えるようにします。また、落ち着いたら、元の収納に戻し、基本のスタイルを維持するようにします。
 
 
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災害時に効果的な冷蔵庫使いをまとめると、この2つ!
 
 
☑必要以上に開けない。
 
☑冷凍室は100%収納
 
 
家族の食事を支える冷蔵庫。知識をもって災害時も普段の暮らしでも上手に活用していきたいですね。
 
 

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