あさりは冷蔵庫がキライ?あさりの砂抜き☆完全マスター

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こんにちは!冷蔵庫収納家の福田かずみです。
 
そろそろ潮干狩りに行かれた方もいらっしゃるかしら?お魚売り場でも”あさり”が沢山ならんでいますね。
 
ところで、『あさりの砂抜き』・・・何となくの塩加減で、何となくの時間で済ませてしまっている方が多いと思います(笑)
 
今日は、その『あさりの砂抜き』をきっちりレクチャーいたしますよ(^ ^)/
 
まず、何より気をつけてあげたいことは・・・あさりにとって居心地の良い環境を作ってあげること。
 

海と同じ塩分濃度

 
あさりが住んでいるのは海。ストレスなくリラックスして呼吸をさせてあげるには、大好きな海と同じ環境に整えてあげること^^
 
海水の塩分濃度は、約3%です。用意する水と塩の量は・・・
 
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水500ml に対して 塩大さじ1
これで、3%になります。ここで、味をみて塩っぱさを覚えておくといいですね。
 

あさりは重ねず、ひたひたの水が良し!

 
さて、あさりの砂抜きをする時どのような容器を使っていますか?塩水はどのくらい入れているでしょうか?実はコチラは悪い例です・・・(>_<)
 
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かぶる位の塩水を入れてしまうと、あさりは砂を吐いてくれません。。。いつまでたっても殻を堅く閉じたままです。
 
全部のあさりが、やっと浸かる量の塩水が理想なんですよ!
 
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容器もこのようにあさりが重ならないトレーのようなものがベストです^^
 

あさりは暗いところが好き♪

 
暗い場所の方が活発に活動するあさり。新聞紙などで覆ってあげましょう。1時間もしないうちに「もぞもぞ」っと動く音が聞こえてきます。
覆った新聞紙もびっしょり濡れるほど、元気に砂を吐いてくれますよ♪
 
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あさりは冷蔵庫がキライ

 
そして、あさりの砂抜きは冷蔵庫ではなく室温で。 よっぽど暑い真夏は冷蔵庫の方が安心ですが、あさりにとって冷蔵庫の中は寒すぎてしまい元気に呼吸が出来ないのですね。
砂抜きをする時間は、スーパーで買ってきたあさりの場合2〜3時間、潮干狩りしたものは一晩ほど塩水に浸けておきましょう。
砂抜きが済んだら、冷蔵庫で保存してあげましょうね。
 
あさりの旬は6月まで。一年で最も身がぷっくりしていて美味しい時。ぜひ、あさりの砂抜きをマスター☆して美味しいあさり料理を召し上がってくださいね♪