えっ!?捨てちゃうの?知ってほしい卵の賞味期限のつけ方。


 
冷蔵庫収納家の福田かずみです。

今日は、冷蔵庫に欠かせない”卵”について

最近の卵には、殻に直接印字だれているものも見かけますが、この賞味期限どのように設定されているのでしょう。

その前に、とても興味深い文献を紹介します。

『日本の卵の賞味期限は、「夏場に生で食べる」
ことを前提で、パック後14日間とされています。
でも、気温の低い(10度ぐらい)冬場であれば
産卵から57日間、つまり2ヶ月近くも生で食べられます。』

井出留美「賞味期限のウソ」(幻冬舎新書 2016年)より

 

 

今の季節なら、設定されている期限を過ぎてもこんなにも長い期間”生”で食べられるのですね。わたしもこれには驚きました。

でも、どうして冬場とは言え57日間も大丈夫なのでしょうか。

それは、生卵の中にはリゾチームという抗菌作用のある酵素が含まれているから。ちなみに、酵素は熱に弱く加熱されるとこのリゾチームの効果はなくなってしまいます。なので、茹で卵にしたら早めに食べるように。

話がそれてしまいましたが

卵の賞味期限。では、なぜ こんなに早い設定になっているのでしょうか。それは、設定期限を一律に夏場(25度以下)の環境下を想定して決められているからだそう。

レストランや飲食店などでは温度管理が徹底しているため
「夏場16日以内」
「冬場58日以内」
と、季節ごとに期限が決められているのだそうです。

 

こうしてみると、私たちが手に取る卵の賞味期限はかなり早めに設定されていることがわかります。

 

とはいえ、卵はサルモネラ菌という細菌に汚染されている心配があります。そういった観点からは、冬場とはいえ、賞味期限が切れた卵は火を通してから食べるようにしましょう。

 
また、こちらのサイトには卵の賞味期限や品質、保存方法についてQ&A形式で紹介されています。

日本卵業協会  https://goo.gl/GfW0hA

 

今回は、身近な卵を例にとりましたが、賞味期限とは本来おいしく食べられる期限であって”その期日も早くに設定がされている”ということ。日にちが過ぎてしまったからといってすぐさま捨てることのないようにしましょう。

 

まずは、ご自身で確かめてみてください。目で見て、匂いを嗅いで、または触ってみたりして。五感を使って見極めるチカラを持っていたいですね。