冷蔵庫収納家の福田かずみです。
6月28日(水)放送 日本テレビ『ZIP!」ハテナビのコーナーで冷蔵庫の使い方をアドバイスさせていただきました。
「冷蔵庫」何をどこにいれていますか?
この季節、食品保存の強い味方!
色んな『◯◯室』がありますが・・・チルド室に何を?野菜室って野菜だけ?
お家を訪問して、冷蔵庫の使い方を徹底チェック!正しく使えてる?
@ZIP_TV Twitterより
訪問した先の冷蔵庫の部屋数は、6つに分かれているタイプの冷蔵庫でした。
まずは、冷蔵庫内にある「チルド室」を拝見し、次にパーシャル室へ。
パーシャル室には、食材はなにひとつなく”保冷剤入れ”になっていました。
こちらの引き出しが何のためにあるのか、特に意識をしたことがなく、購入時からバラバラになりがちな保冷剤専用の引き出しとして使っていたそう。
それは、もったいない!
ということで、こちらの判定は・・・
では、説明をいたしますね。
初めて聞いたという「パーシャル室」
まず、この保冷剤を手にとっていただきました。凍ってはいるものの、一部は柔らかい部分もありました。
そう、こちらの部屋は、−3℃の温度帯に保たれています。
ちなみに、冷凍室の−18℃に比べ、はるかに高い温度に設定されているので、カチコチには凍りません。微凍結の状態での保存を可能にしたのがパーシャル室なのです。
ということで、解凍しなくても調理ができるというとても便利な特徴があります。
その上、もっとも低い温度で保存できることで鮮度が長持ちするという大きなメリットが。
各社冷蔵庫メーカーも、チルド室に比べ、生の魚や肉が一週間保存しても色の変色もなく、ドリップも見られない。とパーシャル室の利点を謳っています。
では、ZIP! の映像で復習してみましょう!
今回、わたしはパーシャル室についてアドバイスを致しましたが
冷蔵庫の各部屋はこのような温度帯で分かれています。
一番高い温度が、野菜室。ついで冷蔵室。つぎに、チルド室。そして、パーシャル室。最後に冷凍室です。
また、夏が始まるこの時期からは、常温で保存すると傷みやすい食材が多くなります。冬は、室内でOKなものも足が早くなりますね。
身近なものでは、チョコレート。
室温が30℃近くになると油脂が溶け出てしまい、その後固まると白くなり、チョコレートの風味を損ねてしまいます。そんな夏の季節は、冷蔵庫に入れておきたくなりますね。でも、美味しい口どけの良いチョコレートの温度帯は20℃です。もし、冷蔵庫で保管をするなら、温度が一番高い「野菜室」に入れましょう。
冷蔵庫の各部屋の温度を知ることで、上手に保存ができるようになるといいですね。
今回、お写真を掲載させていただきました、唐沢さん、お友達の島田さん。おふたりのお人柄のおかげで、とても楽しくロケをさせていただきありがとうございました♪
また、この度は、沢山の方に「テレビみたよ〜っ」といったコメントやメールをいただき、ありがとうございました^^
これからも、皆さまにお役に立てるよう発信して参ります。どうぞよろしくお願いいたします♪