野菜が高騰!そんな今だからこそ、見直そう野菜室の収納法

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食品ロス削減アドバイザー/冷蔵庫収納家の福田かずみです。

 

ここのところ、野菜の高値が続いていますね。安心して買い物ができるまでには、今しばらく掛かりそうです・・・。

 

でも、安いとついつい買いすぎてしまい、ロスになってしまいます。

 

高価な野菜なら、最低限必要な分を買い、大切に保存し捨てることなく使い切ることに気持ちが向かいますね。

 

そんな観点から、わたしはお野菜の高騰をきっかけに、食材をロスにしない習慣が身につくといいなぁ。と感じています。

 

ということで、野菜が高騰している今だからこそ、貴重な野菜を最後まで美味しく使い切るための野菜室収納法をお届けします。

 

まずは、野菜室の上段をご覧ください。

 

      (2017年8月撮影)

 

左にみえるオレンジのゴムパッキンがついているの容器は、”使いかけ野菜専用”の保存容器となっています。

 

使いかけの野菜は、ラップに包んで野菜室に入れておいても、いつの間にか剥がれていたり、何かの下敷きになって、見えなくなってしまったりと、とかく迷子になりがちです。

 

そこで、このように使いかけ野菜専用の保存容器を設置しています。

 

《商品情報》

ツインズ(TWINS) ナノシルバーネオ抗菌密閉容器 角大(すのこ付) NNS-071

サイズ:幅29.8×奥行22.8×高さ8.5cm
購入先   https://goo.gl/JICAZd

 

 

 

こちらは、すのこ付きなので、洗った野菜をそのまま入れておいても自然と水切りがされ、特に葉物野菜の水腐れを防ぐことができます。その上、適度な湿度環境に保ってくれています。

 

 

 

今日入っている野菜とその保存方法についてご紹介します。

 

水菜

水菜は調理をする際、すべて袋から出して洗います。しばらく水につけておくと、葉先がピンと張り瑞々しくなります。まるで、運搬時のストレスを取り除いてあげたような、勝手にそんな風に感じています^^次に、使わなかった分があった場合は、”使いかけ野菜専用容器”に入れて保存します。適度な湿度が保たれているので、鮮度が長持ちします。

キャベツ

キャベツは、この容器に入るサイズになったら入れます。高湿度なのでラップはしません。

人参

人参も、使いかけをそのまま入れます。ただ、人参のもつ酵素は、他の野菜のビタミンCを阻害してしまいますので、他の野菜と密着させないように。わたしは、切り口を容器の側面に向けて置くようにしています。気になる方は、ラップをしても良いですね。

ターサイ

ターサイは、半分に切ったりはせず、周りからひとつずつ剥がすように使っていくと、鮮度が長持ちします。ほろ苦くて、濃い緑色が料理のアクセントになります。

 

次に、野菜室上段のパーテーションに注目してください。

 

 

野菜は、使っていくうちにサイズや形が変わっていきます。小さくなったら、または数が減ったら、上段に移動させましょう。

 

こちらに設置している容器は、使いかけ野菜専用の保存容器の他に、深型タイプのものを二つ使っています。

 

 

《商品情報》

カトレケース(L型)

購入先/セリア(100円shop)
サイズ/20×15.7×高さ9

 

大きく広い引き出しを、いくつかの空間に仕切ることで、野菜を置いた場所から移動することなく一目瞭然に、全てを見渡せるようになります。

 

「なるほど!」と思っていただけると、うれしいのですが、実はこのように収納用品を使用した収納法にはデメリットもあります。

 

それは、”収納量”が減ってしまうことなのです。

 

でも、どうでしょう。野菜室に入るだけ買ってきては、使い切れずに捨ててしまうのでは、悲しいですね。

 

ご家庭の消費サイクルと野菜室の収納法がマッチすると良いと思います。

 

野菜の価格が高騰している今だからこそ、野菜室収納について見直してみる良い機会だと思います。