こんにちは。食品ロス削減アドバイザー・冷蔵庫収納家の福田かずみです。
今回は、講演会や講習会の際の配布資料について、日頃私が思案している””配布資料”についてお話しします。
その前に、講演会と講習会のちがいについて。参加人数が多く、会場がホールのような場合は講演会、少人数で行う場合は講習会や講座といった括りもあるかと思います。
検索すると色々と出ていますが、私はこのように捉えています。
例えば、題目が「食品ロスをへらす冷蔵庫整理収納術」だったとします。
講演会では、私の紹介する方法や体験談を聴き、”食品ロスを出さないよう冷蔵庫整理をしよう!”というモチベーションを得ること。
一方、講習会は、食品ロスをへらす冷蔵庫整理収納のノウハウを知り家庭で実践すること。
そう思うと、講習会はテキストという意味でスライド資料は配布した方がいいのでは。と思います。
ところが、私の資料はとにかく枚数が多く、60分の講演や講習会でも90枚から100枚ほどの事例を紹介します。
内容は、まず食品ロスの現状から、日本の食品ロス量から時節にあわせた食品ロスとして、今で言えば恵方巻きの食品ロスのお話しを。事業系の食品ロスをへらす取組みから家庭の食品ロス量を確認いただきながら
毎日開ける冷蔵庫の収納術を紹介します。
野菜室では、野菜の保存術に(食品ロスの原因である)過剰除去を減らす調理術も紹介しています。
それら食品ロスをへらす工夫は、私の台所で写真を撮って資料にしています。
いわば、私の日常を切り取りお伝えしているというわけです。
写真はふんだんに使い、右脳に働きかけ飽きさせない工夫を凝らしています。
そして、一般的には一枚のスライドの投影時間は2分と言われていますが、私の場合は数秒で切り替える資料もあります。
ちょっと、考えてもらいたい時のお題を大きなテキストで表示したり、資料は冷蔵庫収納のノウハウだけでなく、講演会や講習会にメリハリをつけるために差し込むものもつくっています。
というように、これまで私の資料の内容について説明させていただきましたが、これらの資料を全て印刷して配布するとなるとどうでしょう。大変多くの紙資源を使うことになります。
私は、食品ロスをへらしたいけれど、資源のムダ使いもできるだけ減らしていきたいと考えています。
そこで、主催者さまと配布資料についてのご相談させていただくことが増えてまいりました。
ある消費生活センター主催の講習会では、思い切ってスライド資料の配布はなしにいたしました。
その代わりに、レジュメを作りました。
レジュメは、お伝えする内容を箇条書きにしたもので、余白にはメモを取ることができます。
右下のQRコードは、講習会の復習ができるメール講座のご案内になっており、読み込むと以下のページが表示されます。
https://reizouko-club.com/?page_id=4036
いかがでしたでしょうか。
食品ロス削減アドバイザー・冷蔵庫収納家の福田かずみは、資源を大切にするサスティナブルな講演会を目指しています。
ご一緒に考えてくださる主催者さまからのお問合せをお待ちしております。