残ってしまったお節、食品ロスにしない黒豆の冷凍庫収納法。

Pocket


食品ロス削減アドバイザー/冷蔵庫収納家の福田かずみです。

 

今年も冷蔵庫を通して、皆さまの暮らしに寄り添えるような、そんな存在でありたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

 

我が家のお節料理は、煮物に伊達巻、田作りにおなますと毎年シンプルなものなのですが、中でも欠かせないのが黒豆です。

 

黒豆は、2日間掛けて煮含めるのですが、三が日では作った黒豆のすべてを食べ切ることができません。かと言って、少量を炊いても美味しくありませんね。なので、毎年一袋(250g)を煮ています。

 

実はこの黒豆。はじめから一部を冷凍保存をすることを前提に作っているんですよ。

 

 

一度に食べる量を小分けにしポリ袋に入れ、このような薄型の容器に収納します。

 

 

お豆は、積極的に摂りたい食材でもあるので、黒豆に限らず大豆やひよこ豆や金時豆など一年を通して楽しめるように、定番の自家製冷食として常備しています。

 

そうですね。定番品(=食べてなくなってもまた冷凍して置きたい食品。)として、保存容器を設置し定位置を確保しておくと一目瞭然になりますね。

 

そして、冷凍庫収納法として提案しているのがコチラの”本棚収納”になります。

 

 

薄型の容器を立てて収納し、タイトル(ラベル)をつけると何がどこにあるのか、すぐに見つけることができます。特に、大きくて深さのある冷凍庫(下段)は、散らかりやすく、重なりあった食材は食品ロスの温床に。

 

すべての食料品が見渡せるように収納したいものです。そのための本棚収納を叶えてくれるには、薄型の保存容器が有効です。我が家の冷凍庫では、お豆以外にも定番冷食の定位置を決めてくれています。その他の冷凍食材は、またの機会に紹介させていただきますね。

 

最後に、冷凍した黒豆の調理法を。もちろん、自然解凍してそのまま食べても良いのですが、クッキーやチョコレートケーキに入れても身体にやさしい手作りのお菓子に。手軽なホットケーキミックスで作っても良いですね。

 

冷凍すると、食感が変わってしまうこともありますが、それでも十分に楽しむことができます。

 

そのほかのお豆なら、サラダやスープ・グラタンやシチュー・カレーにも。プラスお豆さんで豊かな食生活を楽しんでくださいね。

 

冷凍庫収納で、食べものを大切にできる暮らしへ。みなさんの食生活にあった収納法を見つけてみてくださいね。