食品ロス削減アドバイザー・冷蔵庫収納家の福田かずみです。
「おついたち冷蔵庫」
この言葉の語源は、「おついたち(お一日)参り」です。
「おついたち参り」とは、多くの方がお正月の元旦に神社やお寺にお参りに行きますが、お正月だけでなく、毎月月の初めに参拝することをいいます。
毎月一日の日に、これまでの1ヶ月の健康に感謝をし、新しい月の無病息災や家内安全を祈る。古きゆかしい風習といわれています。
そんな「おついたち参り」と「冷蔵庫」をあわせて「おついたち冷蔵庫」と名付けてみました。

「おついたち冷蔵庫」毎月1日は冷蔵庫整理の日
毎月月の初めに、これまでの健康に感謝をして、冷蔵庫にある食材で料理をする。あわせてお清めを込めて庫内の拭き掃除ができるといいですね。
この、「健康に感謝をする」こと。元気なときは、当たり前すぎてなかなか気付けないことですね。
私は、信仰深いと言うことは全くないのですが、この様に月に一度、冷蔵庫を通して、家族やご自身の健康を気遣うことはとても良いことだと思います。
冷蔵庫の中にある食べものは、私たちの未来の身体をつくります。
気温が下がり免疫力が低下する時期なら、腸が元気になる食材、納豆やヨーグルト、食物戦略が豊富な食材を選ぶようにする、など。
そして、健康に配慮した食材を定期的に食べたいのであれば、置く場所を決める。よくお話ししている「定番品の定位置を決める」、卵のようにです。
卵は、唯一冷蔵庫メーカーが定番品と定めて定位置を決めてくれていますね。
ですから、家族みんなが卵の場所を把握していますし、在庫管理がしやすいはずです。
定期的に食べたい食材は収納場所を決めること。
このように、食生活を整える上で冷蔵庫整理は欠かせません。
毎月一日には、冷蔵庫を通して健康に感謝をして、庫内にある食材を美味しく食べきり、また今日から元気に過ごせますように。
そんな願いを込める「おついたち冷蔵庫」。
月に一度の冷蔵庫整理、みなさんも習慣にしてみませんか?