「食べものを大切におもうこと」家庭の食品ロスと冷蔵庫整理収納術

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冷蔵庫収納家の福田かずみです。
今日のテーマは、
「食べものを大切におもうこと」
早速なのですが、ふだん食べるものを大切にしていますか? でも、大切にするってどんなことなのでしょう。
わたしは、最後まで美味しくいただく= ”捨てないこと” だと思います。
 
この食べものを捨てないということ、当たり前のことだけれども、なかなか徹底することが難しいことだと感じます。
 
さて、ある日曜日の朝 わたしは、横浜市内にある町内会館へ向かいました。
この日は、町内会の総会に加え、班長さんの新旧入れ替えということで総勢150名の方々が集まりました。
こちらで、”食品ロスをなくす”というテーマで冷蔵庫整理収納術のお話しをさせていただきました。
 

 
男性の方が多い中、冷蔵庫の話に耳を傾けていただけるには?と思案をしたのですが、わたしが一番伝えたかったことは
 
『食べ物を大切におもうこと』
 
具体的に、こうしてああして という冷蔵庫の整理収納術のお話しよりも、誰もが心の中にもっている”もったいない”と思う気持ちを大切にしてほしいと願いを込めてお話し致しました。
日本の食品ロスは、年間632万トンと言われています。一方、世界の食品援助量は、2014年に320万トンと推計されました。
世界中の飢餓に苦しむ人たちのために集められた食べ物。その2倍もの量を私たちは捨てているのですね。
 

 
だからと言って、
「食べ物を捨てないようにしましょう!」と啓蒙しても、なんだかしらけてしまいます。そのような直接的なことよりも
 
「食べ物を大切におもうこと」
 
これがあってこその捨てない実行力が伴うとのだと感じています。
 
私たちには”もったいない”と思うDNAが息づいているはず。その気持ちをもっと大切にしてほしいと思います。
ぐちゃぐちゃな冷蔵庫では、食べ物を大切に感じることは難しいですね。
お伝えした冷蔵庫の収納方法がきっかけとなり、家庭の冷蔵庫から少しずつでも食品ロスがなくなりますように。
本日は、多くの方に耳を傾けていただきありがとうございました。また、関係者の皆さまには大変お世話になり誠にありがとうございました。