福島県伊達市”暮らしの講演会”にて食品ロス講演をしました。

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食品ロス削減アドバイザー/冷蔵庫収納家の福田かずみです。

平成31年2月27日 福島県伊達市生活環境課主催「暮らしの講演会」にて『冷蔵庫収納講座〜家庭から食品ロスをなくそう!』と題して登壇いたしました。

東北新幹線やまびこで、福島駅に到着してから阿武隈急行線へ乗り換えて伊達市役所へ。

阿武隈急行線の車両からは、伊達市のキャッチコピー「健幸都市」の文字が飛び込んできました。
健康ではなく、”健やかで幸せに”。健康であることは、幸せに繋がりますものね。

私が会場に到着するまでに拝見する風景は、時として会の始まりの挨拶となり、会場のアイスブレイク(場の和み)となります。

この日は、今年度4回目の講演会でしたが、これまでの3倍近くの参加者となったそう。伊達市市民の方の関心の高さが伺えます。

講演では、食品ロスの現状からまずは、事業系の食品ロスに触れます。今回は、メディアでも多く取り上げられている「恵方巻き」の食品ロスについて。感覚的なもったいないから、さらに掘り下げて事業系の一般廃棄物の焼却について確認していきました。

そして、家庭系の食品ロスから冷蔵庫収納法へ。

冷蔵庫整理収納のルール「棚ごとに期限を決める」と、頭の中も整理される。

野菜室からは、庫内の整理収納とあわせて、過剰除去による食品ロスをへらす野菜の切り方を実演しました。

実は、冷蔵庫の整理収納法だけお伝えしても、それは単なる片付けにすぎません。
一番お伝えしなければならないことは、食べ物を大切にするココロでした。

この日の参加者の中には、常連のおばあちゃんがいらして、いつも貴重な意見をくださるご意見番なんだそう。

その方が、「今日の、よかったわよ。わかりやすかった」と、話してくれたことを伊達市の職員の方から伺いました。

冷蔵庫の整理収納は、とかく理想論になりがちです。食品ロスを出さない行いも、日々の暮らしでは忙しさを理由に、なかなか継続できないものです。

もし、心の中に「もったいない」の思いがあったら、食べ物をむだにすることなく、過ごせた気持ち良さや、自分らしさとして”食べ物を大切にする”アイデンティティにも影響を与えられたら。

伝え方は、様々です。市民の方に一番に寄り添える存在でありたいと思います。

講演後は、淹れたてのコーヒーでもてなしてくださいました。懇談のひと時で、疲れを癒してくださいました。
こちらは、帰路 阿武隈急行線の車内にて。いただいた伊達市名産の”あんぽ柿”です。

特殊な方法で燻すことで綺麗な柿色を保つ保存食になるそう。これも、食品ロスにしない先人の知恵ですね。

また、訪れたい地が増えました。
福島県伊達市の職員の皆さま、この度は大変お世話になり誠にありがとうございました。
心より、御礼を申し上げます。

冷蔵庫収納家 福田かずみは、食品ロスなくす冷蔵庫収納について全国で講演活動をしています。講演依頼のご相談は、下のフォームからお願いします。

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