山梨県甲府市教育課・PTA連合会主催 食品ロス講演


食品ロスアドバイザー / 冷蔵庫収納家の福田かずみです。

令和2年2月1日 山梨県甲府市西公民館にて、食品ロスと冷蔵庫整理収納をテーマに講演をいたしました。

タイトルは「暮らしの中の食品ロスと冷蔵庫収納術」です。甲府市教育課とPTA連合会に主催していただき、身近な食品ロスの事例と冷蔵庫の整理収納法を出来るだけわかりやすくご紹介しました。

 

食品ロスの現状では、甲府市の学校給食における取組みについても紹介させていただきました。

環境省:「平成29年度学校給食の実施に伴い発生する廃棄物の3R促進実証業務」実例集より

甲府市は、環境省の学校給食で発生する廃棄物の3R(リデュース・リユース・リサイクル)のモデル事業として取組み、これまでにその成果を発表しています。

食べ残しの削減の効果として、野菜をハートや花形に調理することで、子ども達の食欲が増し、最大65%程度も食べ残しが減ったとの報告がありました。これには驚きですね。食べることに関心を寄せ、楽しく食べる子ども達の様子が目に浮かんできました。

そして、食事時間の確保です。食べ残しが多い学校では、給食の始まりを知らせるチャイムがなく、授業が延長されたり、また、配膳に時間がかかってしまうことで、食事時間が短い傾向にあったことがわかりました。

こうしてみると、学校給食の食品ロスについても様々な原因があることがわかります。でも、取組みを進めれば必ず減らすことができるように感じました。

昨今、孤食といって、一人で食事をする機会が多くなっています。学校給食は、みんなで食事をするとても良い機会です。家庭では体験できない貴重な時間でもあるでしょう。そんな給食の時間に、子ども達みんなで、食べものを大切にいただくことは、かけがえのない時間なることと思います。

最後に、甲府市環境部減量課の ”ごみ減らし隊”からは、「しんぶんコンポスト」のご紹介がありました。新聞紙とレジカゴを使用し、ピートモス等の基材で生ごみを堆肥化できる容器です。

 

甲府市HP「生ごみ処理コンポストキット無料配布」より

 

この中に生ごみを入れ、毎日混ぜるのですが、参加した保護者からは、「夏休みに子どもが毎日混ぜていました。」との体験談を聞かせてくれました。これは、夏休みの自由研究に最適ですね。

この度は、90名を超える小・中学校の保護者の方にご参加いただきました。
きっと、仕事に子育てにと忙しい日々を送られていることと思います。そんな暮らしの中でも食べものを大切にする気持ちをもってもらえたら。少しずつ食品ロスをへらす暮らしを選んでいただけるようになれば幸いです。

最後に、お世話になりました甲府市教育課の皆さま、市P連の皆さま、関係者の方々に心より御礼を申し上げます。