残った天ぷらや唐揚げ。買ってきて温めたい時など、短時間で温かくなる便利な電子レンジなのですが、衣がベチャベチャになってしまった経験ありませんか?
どうして、カリッと温まらないんだろう?
それは、電子レンジ加熱の特性にあります。
電子レンジは、マイクロ波という電波が水分子を振動させ、その摩擦で温度が上がる仕組みです。
食品の中にある”水分”に直接働きかけ加熱させるのですが、食品の中心にある温められた水分は外へ外へと蒸発しようとします。
唐揚げでいうと”外側の衣”に水分が溜まってしまい加熱が行き過ぎると中心部はカスカスになってしまいます。
結果、外側がベチャッとした仕上がりになってしまうのですね。。
電子レンジには、このような特性があって、揚げ物はどうしても美味しく温めることができないのです。
ということで、やはりここはオーブントースターや魚焼きグリルの出番ですね。
こちらは、食品の外側から熱が加わり中心部の水分を保ったまま、衣の水分だけを蒸発させます。だから、外はカリッと、中はジューシーに温めることが出来るのです♪
ここで、ワンポイント( ´ ▽ ` )ノ
洗い物を少なくするためにアルミホイルを敷くのですが・・・
一度くしゃくしゃに丸めて広げます。
凹凸を作ることで、食品から出てきた油に触れることなくヘルシーに焼きあがるんですよ♪
・・・普段使っている調理機器ですが、その特性を知っているとお料理上手さんになれますよ^^ちょっとしたことの積み重ねで、いつものキッチンが快適になります。
毎日のお料理、ぜひ楽しんでくださいね♡♡