こんにちは。
【かぞくの献立*Happyダイニング】
の福田かずみです^^
夏野菜の代表選手 『なす』
炒めている時に、油がどんどん吸われて
途中で何度も足した経験はありませんか?
油との相性はバツグンなんだけど
それにしても、
どんだけ油を吸うの~~~(+_+)
大好きなんだけど、胸やけしちゃったり。
もちろんカロリーだって気になります。
只今、そんな“なす”のことを特集しています(*^^)/
これまでの記事はコチラ
『冷凍なす・・・油の吸収を なんと○○%もカットしてくれる!!そのワケとは?』
→ ☆☆
『油の吸収を70%も抑える“冷凍なす”の調理法を一挙公開します!【前編】』
→ ☆☆
そして、今日はいよいよ【後編】
冷凍したなすを炒めていきます(^_^)/
味噌炒めで検証!冷凍なすの調理法
冷凍なすを凍ったまま炒める方法と
解凍してからと。
フライパンに先に油を温め、
なすを炒めていく普通の方法。
焼いた後で後から油を入れる方法とで
美味しさにどんな違いが出るか
3種類の味噌炒めで
検証してみました(*^^)/
注) とても長いので、末尾に “まとめ” さらに “結果” を載せています!
お時間のない方は、飛ばしてどうぞ(^_^)/
①凍ったまま炒める&油後入れ法
フライパンに油なしで、凍ったままのなすを投入☆
中火で水分を飛ばすように焼いていきます。
ここで、油を回し入れます。
なす1個に対し小さじ1/2にしました。
写真を撮り忘れましたが、炒め終わっても
フライパンに油が残っていました!!!
*もっと油を減らせるかも!!
ちなみに、味付けはお味噌1:みりん1です。
我が家のお味噌は、甘めなのでこの割合です。
お味噌によっては、この後砂糖を足したり
して味をみてくださいね^^
出来上がりは、こちら☆
②解凍してから炒める&油先入れ法
フライパンに油を先に温めてから、解凍したなすを
炒めていきます。
(フライパンが卵焼き器ですみません。。)
なすの水分を吸ったキッチンペーパーは
全体がしっかり濡れています。
アクも出て薄っすら茶色いです。
同じ小さじ1/2の油です。
炒め終わっても、
フライパンにまだ油が残っています!!
同じように味付けして完成☆
他のものと比べて色が薄いのがわかりますか?
ん?
分かりにくいかな?
アップでどうぞ^^
ねっ。
③凍ったまま炒める。油先入れ法
フライパンに同じ小さじ1/2を温めます。
凍ったまま投入♪
ピンボケですみません~。。
こちらは、切り方を変えています。
ん~ん。
やっぱり、油がこんなに残っていますね♪
なす1個に対して小さじ1/2でも多い!!と
うれしい報告が出来ました(^_^)/
同じように味付け。
お味噌とみりんを1:1の割合のものを
大さじ1入れました。
(味噌大さじ1/2・みりん大さじ1/2)
完成はコチラ☆
まとめ
①凍ったまま炒める&油後入れ法
②解凍してから炒める&油先入れ法
③凍ったまま炒める。油先入れ法
解凍してからOR凍ったままについて。
【解凍してから】
解凍してしまうと、なすの色素が飛んでしまい
きれいな茄子紺になりませんでした。
写真は②です^^
しつこいけど、もう一度アップ(^_^)
【凍ったまま】
こちらは、色もきれいに残りやすく
何より手順がラクですね♪
油ハネが気になりましたが、
今回はそれほどでもありませんでした。
安全を考えて、落ち着くまでフタをしてもいいと思います。
仕上がりの写真は①と③です。
最後に、油を入れるタイミングをまとめます!
実は、解凍するか否かよりも
味を大きく左右するのがこの油を入れるタイミングでした(^_^)/
【先入れ】
いわゆる一般的な方法ですね。
冷凍されたなすは、自らの水分と空気に含まれた水分が
凍ってなすの中に存在しています。
凍ったまま、油と混ぜ合わさることで
表面がコーティングされ、
溶けた水分がなすに残ったまま味付けされます。
仕上がりは・・・ん~ん。。
とてもサッパリだけど、噛んだ時の水っぽさが
気になりました(>_<)
【後入れ】
油を引かず、なすを焼いていくのですが
ココで何が起こっているのでしょうか・・・。
なすの 水分が蒸発 しているのです!!
そののち、油でコーティングされ
甘味噌を絡めて仕上がりました。
味も水っぽくならず、とーーっても美味しかったです(^_^)/♪
結果発表♪
①凍ったまま炒める&油後入れ法
②解凍してから炒める&油先入れ法
③凍ったまま炒める。油先入れ法
①の調理法が一番美味しく出来ました(^_^)/♪♪
今回は、とてもマニアックな検証となりましたが
いかがでしたか?
読み終わったら、疲れちゃったかな~?(笑)
まだまだ続く夏。
身体にやさしくてみんなが大好きな“なす料理”で
家族の食卓を囲んでくださいね☆