冷蔵庫収納家の福田かずみです。
『食品ロス』 この言葉をご存知ですか? 食品ロスとは、本来は食べられるはずの食品が破棄されてしまうことです。 今、この食品ロスを減らそうという取り組みが広がっています。
「食品ロス」と聞いて、私がまず思い浮かんだものは、ホテルやレストランのバイキングでの食べ残し。また、コンビニエンスストアーでの消費期限切れのお弁当などです。 沢山の食べものが廃棄される様子が浮かんできますね。
では、家庭の食品ロス。一日一人あたりおおよそどのくらいだと思いますか?
答えは、おにぎり約一個分です。一ヶ月にしたら、30個分。4人家族だったら?
実は、日本の食品ロスの内訳をみると、その45%が家庭から出ているのです。 そんな食品ロスについて、もっと一人一人が意識をもって暮らすことができたら・・・。
まずは、身近な事がらをひとつ。どなたでもできる買い物の仕方を提案させてください。
夕食の買い物をしにスーパーに来ました。今夜の献立は麻婆豆腐。今日使い切るお豆腐です。 商品棚から選ぶのは、一番奥にある消費期限が一日でも長いお豆腐でしょうか?きっとそういう方が多いように思います。
でも、今日食べきるお豆腐ならその中でも消費期限が一番短いものでもよいのではないでしょうか。
そんな食品ロスを出さない暮らし方を選ぶことに、プライドをもってほしいと思います。
お店で消費期限が過ぎてしまったら、廃棄せざるえません。お豆腐は、約90%が水分でできています。焼却するには、多くのエネルギーが必要です。そして、そのコストには、私たちの税金が使われています。
食料廃棄が減れば、その分教育や福祉にその予算をまわすことができるのではないでしょうか。
今日食べるお豆腐なら、商品棚の手前のものを選ぶ。 そんな買い物の仕方ができたら・・・「わたしって素敵だな」と、思いながらレジに並んでほしいと思うのです。
いかがですか?買い物の仕方で食品ロスが減らせること・・・もっと、私たちにできることを想像してみたいと思います。
冷蔵庫収納家 福田かずみは、食品ロスなくす冷蔵庫収納について様々な地域で講演活動をしています。講演依頼のご相談は、下のフォームからお願いします。
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