冷蔵庫収納家の福田かずみです。
神奈川県茅ヶ崎市と隣町の寒川町では、広域連携事業として毎年 社会教育講座を開催しています。
今年度のテーマは、さまざまな角度から環境問題について考える「人と地球に優しい暮らし」。私からは、冷蔵庫から食べ物を大切にする暮らし方として、「家庭の冷蔵庫から食品ロスを減らす冷蔵庫整理収納講座」を担当いたしました。
まずは、大きな社会問題である「食品ロス」の現状を一緒に確認していきました。
中でも重要なのは、日本の食品ロスの約半数が過剰除去であること。
そこで、私の講座の中では食品ロスをへらす「野菜の切り方」を取り入れています。
今回のレポートでは、こちらをご紹介いたします。
おなじみのピーマンと茄子で、食品ロスを出さないのヘタの取り方を実演しました。
野菜のロスとして思い浮かぶのには、キャベツの外葉があります。よく、スーパーのキャベツ売り場では、大きなポリバケツに捨てられています。
キャベツの外葉・・・確かに、もったいないですし捨てないで食べていただきたいと思うのですが、硬いキャベツの葉を毎回毎回工夫を凝らして調理し、食べることはなかなか気が進まないかもしれません。
でも、毎日の野菜の切り方(ヘタの取り方)を変えただけで、食品ロス(過剰除去)を減らせるなら、無理なく続けられる気がしませんか。
今回、ご紹介したのは野菜室からの過剰除去についてでした。毎回の講演では、冷蔵庫の各部屋、冷蔵室・野菜室・冷凍室ごとに、関連する知識を深めていただくよう、組み立ててお届けしています。
整理収納は、とかく理想論になりがちです。そうした方が良いことはわかっていても、なかなか実践するのは腰が重いものです。
冷蔵庫も同じですね。
一番お伝えしたいことは、冷蔵庫収納のノウハウではなく、”食べものを大切にするココロ”です。ひとつでも取り入れていただけたら。そして、より良い暮らし方を選んでいただけたらと思います。
茅ヶ崎市と寒川町の職員の方々には、大変お世話になりました。
この度は、社会教育という視点からのご依頼をいただけたこと、
食品ロスと冷蔵庫収納について、関心を寄せていただきとても嬉しく思います。
心より御礼を申し上げます。
美人冷蔵庫LIFE 福田かずみは、地元小学校やメディアなどで、食品ロス削減のための冷蔵庫収納術・料理術をお伝えしています。講演のご相談は下のフォームから、まずは、ご一報ください。
お問い合わせはコチラから