食品ロス削減アドバイザー/冷蔵庫収納家の福田かずみです。
令和元年5月20日(月) 一般社団法人全日本司厨士協会東京地方本部城南地区本部港支部主催「ヤングシェフの集い〜情報交換会〜」にて、食品ロスについてお話をさせていただきました。
会場は、東京都内にある八芳園の2階「ウィンド」。約30名のお席が整えられていました。
本日のテーマは、司厨士協会ヤングシェフと考える「外食産業と食品ロス」です。
まずは、食品ロスの現状から。
日本の食品ロス量から、その内訳として事業系の食品ロス発生量へ。さらに、外食産業での食品ロスの実態を確認していただきました。
外食産業での食品ロスの代表は、その量の6割を締めるお客さまの「食べ残し」です。また、このようなデータがあることを紹介しました。
その解決策として、4つの取組み事例を紹介しました。
① 幹事さん(宴会依頼者)とのヒアリングの徹底
② 3010運動
http://www.env.go.jp/recycle/food/3010pop.html
③ ドギーバッグ普及委員会
https://www.doggybag-japan.com/blank
④ フードシェアリングサービス【TABETE】
https://tabete.me/
各取組みを紹介した後には、シェフの皆さまが日頃心がけている調理法について共有する時間にいたしました。
調理の現場で出てしまう食品ロス、特に西洋料理は盛付けや仕上がりの美しさを重視するため、野菜の皮など過剰除去になりがちです。
そこで、普段捨ててしまうそうな部位の活用法をお話いただきました。
会の終わりには、リアルタイムアンケート「レスポン」にて、感想をいただいきました。その中でも、「ロスの部分をどのように利用するかを、他のシェフから沢山聞けたので勉強になりました」とありました。
今回は、日々多くの食材に触れるシェフの皆さまと、様々なシーンで実感されている食品ロスをテーマに情報交換の場を提供させていただきました。
このような機会をくださった 一般社団法人 全日本司厨士協会東京地方本部城南地区本部港支部 幹事長の畑山様には、大変お世話になり感謝を申し上げます。
※この度のレスポン(リアルタイムアンケート)の結果もこちらからご覧いただけます。