食品ロス削減アドバイザー・冷蔵庫収納家の福田かずみです。
今回は、福島市での食品ロス削減パネル展の様子をご紹介します。
今年、福島市の食品ロス削減アドバイザーを受任し3年目になります。
初年度、福島市ごみ減量課と制作したのが食品ロスを減らす冷蔵庫収納のパネルでした。
この2年間で様々な場所でパネル展を開催いたしました。
まず初めに福島市役所9F食堂入口で。その後、以下のような施設やイベントにて展示して参りました。
・ウィズ・もとまち 食品ロスに関する講演会
・飯塚学習センター食品ロス削減講習会
・市役所内でのデジタルサイネージ掲載
・清水学習センター文化祭
・こむこむ環境フェスタ
・道の駅ふくしま
・桜の聖母短期大学・福島大学
パネル展に寄せられた感想を一部紹介します。
・日頃何気なく意識はしているものの、具体的にどのように削減するかというアイデアは曖昧だった。今回の展示をみて、具体的なアクションがわかり、明日から実践できそうだと思った。
・工夫して生活しようと考えさせられた。
・写真が多く、説明がわかりやすかったのが良かった。立てて収納することや、早めに食べるものをまとめることなど、とても参考になった。
毎日開ける冷蔵庫から、食品ロスを減らす方法を具体的に知っていただくことができました。すぐに実践できる内容ばかりです。意識が変わると行動が変わりますね。
ここからは、令和5年1月に行われた福島大学での様子をご覧いただきます。
パネルは、全部で5枚あり食品ロスの現状から食品ロスを減らす冷蔵庫収納術を一目で伝わりやすく、写真やイラストを使ってまとめています。
↑
タイトルのパネルでは、こちらも福島市ごみ減量推進課と制作した
エコクッキング動画をご案内していて、QRコードを読み取るとすぐに観られるようになっています。
冷蔵室のパネルでは、5つのステップで整理収納術を紹介しています。
福島市の観光PRキャラクターのももりんも参加してるんですよ^^
野菜室からは、使いかけ野菜も迷子にしないコツや残り野菜を使ったレシピも紹介しています。
その他、冷凍室の収納術や整えた冷蔵庫を維持する方法も紹介しました。
こちらの写真には、学生さん達の姿が写っていませんが、様々な方が足を止めて興味深く資料に目を通していただいていたそうです。
SDGs(持続可能な開発目標)でも、食品ロスについての課題認識がされていて、12番目の目標「つくる責任つかう責任」の中では、さらに具体的なターゲットとして「2030年までに世界の食糧廃棄を半減させる」ことが掲げられています。
今ではESD(持続可能な未来のための教育)を推進する中学・高校が増えてきました。
大学でも同じで、環境をテーマにサークル活動に取り組む生徒たちが増え、食品ロスといった社会問題、環境問題にも精通した人材が、これからの社会で活躍していくことと思います。
食品ロス削減パネル展は、今後も福島市内をキャラバンして行きます。
今日は3月1日、今年度もあと1ヶ月で終わります。
食品削減アドバイザーとして、来年度も福島市のさらなる食品ロス削減へ向け推進して参ります。
今後の計画としては、市民参画型の食品ロス削減を目指し新しい企画をご提案しました。
これからの展開が楽しみです。また、ご報告させていただきます。
食品ロス削減アドバイザー・冷蔵庫収納家の福田かずみは、全国の自治体とともに食品ロスを減らす啓発活動に尽力しています。
それぞれの自治体の課題と向き合い、食品ロスを減らす取組みをカスタマイズいたします。
ご質問やご相談など、下記のフォームよりお気軽にお問合せください。