高校生の食品ロスプロジェクト@瀬谷西SDGsフェスティバル

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食品ロス削減アドバイザー・冷蔵庫収納家の福田かずみです。

2022年11月9日横浜市役所1階アトリウムにて、「瀬谷西SDGsフェスティバル」が開催されました。
神奈川県立瀬谷西高等学校は、私の母校でもありエールの気持ちを込めて観覧させていただきました。

まずは、小林校長先生のご挨拶から。

今年度の卒業生で最後となる県立瀬谷西高等学校。来年度からは隣接する高校と統合されます。最終学年の3年生は、昨年度からSDGsをテーマに、資源循環や動物愛護、多様性、食品ロスなど16のプロジェクトで学習を進めてきました。その内容は、創立以来42年間お世話になった地域への恩返しにつながるものでした。

駅から学校までの道に花を植える「フラワーロードプロジェクト」では学年全体で取組んだ成果が評価され、横浜市から第29回横浜環境活動賞「児童・生徒・学生の部」で大賞を受賞しました。また、「食品ロスプロジェクト」は、環境省及び消費者庁主催の令和4年度食品ロス削減推進表彰にて、全国128の応募の中から「食品ロス削減推進表彰審査委員会委員長賞」を受賞しました。

今回は、これまでの取組みの集大成となる学習発表会の場となりました。ステージでは、各プロジェクトの発表が行われました。

食品ロスプロジェクトは、3つのグループに分かれて活動しました。Aグループは、「廃棄食材」。調理する中で出てしまう切れ端や期限切れなどで食べられなかった食品や、色や形など見た目に問題があることで廃棄されてしまう食材に注目し、地域の小売店に提供いただき、みんなで料理を作りました。

様々な理由でお店で陳列されなかっただけで、品質には全く問題なく美味しく食べることが出来たこと。今後は、このような食品ロスの改善を図っていきたいことを発表してくれました。

ステージの周りには、ブースがあり活動内容が展示されていました。

Bグループは、食品ロスを減らす啓発活動に力を入れました。手作りのポスターやPOPを通して、「消費期限と賞味期限のちがい」を紹介しました。

また、スーパーでの買い物の仕方として、賞味期限の短い商品から買い求める「てまえどり」運動を広めました。

賞味期限の短い商品から買い求める「てまえどり」運動。

写真右は、実際に店舗の商品棚にPOPを啓示している様子を見ることが出来ました。手書きのPOPがなんとも可愛らしくて・・とても微笑ましく拝見いたしました。

食品ロスプロジェクトの皆さん(一部)と。

最後に、食品ロスに取り組もうと思ったきっかけを尋ねると、「食べることが大好きだから!」と楽しように話してくれました^^
食品ロスプロジェクトの皆さん、お話を聞かせていただきありがとうございました!

本校は今年度をもって完校となります。寂しく思う気持ちはありますが、生徒たちの素晴らしい取組みの数々を誇りに思います。
卒業まであと4ヶ月。残りの高校生活、全力で楽しんでほしいと思います!
「西高生に幸あれ!!」

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