「冷凍保存がおいしくない・・・」美人冷蔵庫便りより

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冷蔵庫収納家の福田かずみです。
 
今日は、メール講座(☆☆)にご登録の方へお届けしているメルマガ【美人冷蔵庫便り】に寄せられたメールを紹介いたします。
冷凍した野菜について、率直に感じていることを聞かせてくださいました(^_^)
 

冷凍保存は何回かやってみたのですが、おいしくなくて。最近は買って来た冷凍食品を保存することが多いです。
スライスした玉ねぎや、小松菜も茹でたものを冷凍したりしましたが、どちらも筋っぽい、繊維質が口に残る感じでした。

 
なるほど、なるほど。繊維が残る感じ。とてもよくわかります!本当のことを言えば・・・わたしも、冷凍するとおいしくないなぁ。と、感じることがあります。
 
それでもわたしが、冷凍保存をおすすめしているのには理由があります。
それは、
 
1. 食材をムダにしない
2. 調理を手助けしてくれる
 
この2点の効果が大きいからです。
でも、おいしくなくなるのであれば、わざわざ手間をかけて冷凍保存をする気にはなれませんよね。なので、家庭の冷凍庫の特性を知って、なるべくおいしく冷凍する方法をお伝えしています。
 
 
コチラの記事は、5月に収穫の最盛期をむかえる絹さやを例にまとめたものになります。
▼▼
『食品ロスにしない冷凍庫収納・おいしい冷食づくりのコツ【絹さや】』
家庭の冷凍庫と業務用との違い。その欠点を補うために金属製のトレーに挟むことをおすすめしています。よろしかったら、こちらのページも読み進めてくださいね。
 

食品ロスにしない冷凍庫収納・おいしい冷食づくりのコツ【絹さや】


 

解凍後、繊維が口に残る

 
また、冷凍保存をした野菜などを解凍し、食べたとき気になることとしてあげられた”繊維が口に残ってしまう”ことについて。
この解決方法としては、あらかじめ、細かく刻み繊維を短くして冷凍すると筋っぽさが気にならなくまります。
 
玉ねぎなら、みじん切りにしてみてください。その先の献立に合わせて、細かったり、1㎝角でもよいですね。
 
メニューの例としては、ハンバーグやミートソース。ドライカレーにも。スープですと、ミックスベジタブルと一緒なら細かな玉ねぎが活かされますね。角切りにしたベーコンも一緒にどうぞ♪
 

最後に

 
これまでに、自家製冷食を作ってもおいしくなかった方、結構多くいらっしゃると思います。
 
でも、様々な研究も進んでいて、冷凍する方が栄養価がアップしたり、冷凍により繊維が壊れることを利用して味を染み込みやすくしたり。
実は、繊維が壊れるので食材の旨みを感じやすくなったりもするんですよ^^
 
このように、ポジティブな面が多く知られるようになってきているのも事実です。
 
一番大切なことは、冷凍という下ごしらえをすることで暮らしがより良くなるかと言うことだと思います。
 
食べるものをムダにせず、毎日の食事づくりが楽しくスムーズにできたら、それが一番ですもの。
そのための冷凍保存であってほしいと思うのです(*^_^*)