家の学び講座「 冷蔵庫収納と食品ロスをいっしょに考えよう!」開催レポート

食品ロス削減アドバイザー・冷蔵庫収納家の福田かずみです。

2025年8月7日、富士フイルムビジネスイノベーション株式会社横浜みなとみらい事務所内の施設「FLOOP」にて開催されたイベント「わくわく夏休み!みなとみらいでサステナブルな1週間」にて、「家の学び講座」を担当いたしました。

今回の講座は、冷蔵庫の整理収納と食品ロスの削減について親子で楽しく学び、オリジナルの「すてないレシピカード」を使ったワークを行いました。
当日の様子とあわせて、今後講座をご検討中の主催者さまへのご提案も含めてご紹介いたします。

【チラシでのご案内文(原文引用)】

以下がチラシ裏面、各講座のご案内になります。

私からは、「家の学び講座」ということで、毎日の台所をイメージしたご案内文にしました。
以下、原文になります。

『いつもの冷蔵庫に、生活感をほどよく隠し、調理の手助けをしてくれる整理収納術を取り入れてみませんか?
「何が」「どこに」「どれだけ」あるか一目瞭然の庫内なら、家庭からの食品ロスを防ぐことができます。
さらに、食材をムダなく使い切る工夫を、親子で楽しく考えながら「すてないレシピカード」をつくります。
お子さんと一緒に、”毎日の台所が楽しく”なるヒントを見つけにきてください。』

【開催の様子】

前半では「食品ロスってなぁに?」という問いかけからスタートし、家庭の冷蔵庫から見えてくる“もったいない”を、親子で一緒に思いをあらたにしました。

その中で取り上げたのが、「捨てたあとの食品ロスがどうなるのか?」という視点です。
たとえば、捨てられた食品ロス(=生ごみ)は、燃やされる過程で地球温暖化の原因となる**二酸化炭素(CO₂)**が発生します。
特に食べもののごみは水分が多く、燃やすために多くのエネルギーを必要とし、CO₂の排出量も多くなってしまいます。
こうした「ごみのゆくえ」について、親子で一緒に考える時間を設けることで、日々の行動と地球環境とのつながりを実感していただきました。

「ごみのゆくえ」食べものは水分が多く燃えにくい

そして、家庭でできる具体的なアクションとしてご紹介したのが、冷蔵庫収納です。
冷蔵室・野菜室・冷凍室それぞれに合った整理収納の工夫を紹介し、食品ロスを減らす意識づけをお伝えしました。

続いて後半では、「すてないレシピカード」を使ったワークを実施。

鉛筆で記入しながら、食材をどう活かすか、どんな調理ならおいしく食べられるかなど、親子で考える時間を設けました。

こちらが、実際に使用した「すてないレシピカード」です。食品ロスになりそうな食材のイラストが書いてあります。ここに作ってみたい料理名を記入し、調味料などの材料、作り方やそのアイディアなどを書いて完成です。

正式には「”わたしの” すてないレシピカード」という名前で、参加者一人ひとりが“自分ごと”として、主体的に食と向き合えるようにとの想いを込めて名付けました。

講座では、「わが家の味」「親子で考えるレシピ」といった視点も大切にしました。いつもお母さんやお父さんが作ってくれるお料理って何があるかな?そんな日常から、すでに食べものを大切にする営みがあることも再認識する機会となりました。

そして、このようなレシピを考える時間は、「調理の疑似体験」となり、調理室を使わずとも、「食と向き合う」実感を味わっていただけたように思います。

【自由研究にも活用できる表紙つき】

レシピカードは全部で10種類の食材でつくりました。加えて食材のイラストを空欄にしたもの作成しました。家庭に帰って、発生しそうな食品ロスを自由に書き込める仕様にしました。
また、ちょうど夏休みの時期ということもあり、自由研究として活用できるように専用の表紙もつくりました。

レシピカードに表紙をつけてまとめることで、「自分だけの“すてないレシピブック”」が完成します。

「書いて終わり」ではなく、家で冷蔵庫を見ながら、「こんな時どうする?」「今夜はこれ使いきろうか」など、講座後も家庭の中で継続して取り組めるツールとして、親子で楽しんでいただける工夫を盛り込みました。

【おわりに】

食品ロスを”もったいない”で終わらせずに、「私たちはどうしたらいい?」を、親子で楽しみながら考える時間になりました。
日々のくらしの中でできることを見つけていく。それが、今注目されている「エシカル消費」への第一歩になります。
調理室がなくても、冷蔵庫や食材をテーマに“食と向き合うきっかけ”をつくれる新しい講座となりました。

『台所からはじめるエシカル消費|親子でつくる“すてないレシピカード』

楽しみながら学べるプログラムとして、これからの食品ロス削減の推進活動にもご活用いただけたら嬉しく思います。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA